質問コーナー

Q他社に研ぎに出したのですが、切れなくて困ってますそちらで直す事はできますか?

 

 実際に見てみないとわかりません。

 購入した状態で切れたのなら元は切れた鋏と判断してください。

 研ぎに出して切れなくなったのであれば、切れなく研がれたと

 判断して頂いても良いと思います。ただ鋏もバリカンも消耗品

 ですので20年30年使ってますなどの刃の減りが多く細くなっ

 た棒刃は購入の時に切れても限界の場合もあります。

 当社の場合メンテナンスできそうな物はメンテナンスしますが、

 初めから無理かな・・と判断した場合は手をつけずにお返しして

 ます。メンテナンス後も用途に合わせた研ぎ・及びチェックをし

 ております。お返し現状で切れないままでは、お返しはしてま

 せん。正し切れ味好みなどは技術者様によります。

 メンテナンスに出して切れない場合切れなくなったなど一度は

 諦めずに他社で見てもらう事はした方が良いと思います。

 業界に通じ経験豊富で、誠実な業者様を選ぶ事をお勧め致し

 ます。業者選びには所在地が明記されてる事、実工房があり色んな

 対応が出来る事など相手の所在を確認できる業者に頼んだ方が

 良いと思います。

 名刺が無い(誰かわからない)・所在地が不明・携帯電話のみ

 など相手の所在を公表しない業者・ホームの場合は今までの

 相談内容を考えるとやめた方が良いと思われます。

 相手に自分の会社・業者表記明確に出来る業者の場合クレーム

 対応に応じてくれると思っております。

 国内海外問わず初めの作りから低品質商品の粗悪な商品は限界

 がありますのでその辺の理解は当社に限らず理解して出して頂き

 たいと思います。

Q研ぎ屋をしてますが、理美容室のバリカンは一応切れるのですが、ペットの毛が切れないと言われますがどのようにしてますか?

 

A当社でも以前は同じでした、理美容の経験はありましたので人用の毛が切れたら切れるもんだと思い込んでたのが原因でした。綿糸やファー及び犬毛などを使い数年研究し現在に至ってます。

実際的にはシンプルメンテナンスだと思います。

削れは切れる訳ではありません。状態の良い下板が当社では重要だ思ってます。(研がれる板及び研磨剤・研磨油)など総合的に考えてみては如何でしょう・・尚仕上げを怠ると刃当たり部が錆びやすくなる原因になります。

理論を理解するまでは、バリカンの研ぎより鋏の研ぎの方が簡単かもしれません。バリカンの研ぎが上手に出来れば、土台理論も理解出来るので鋏研ぎも上手に出来ると当社では思っております。

尚鋏もバリカンも同じですが一度粗悪に研いでしまうと直すのも時間掛かりますし、部品交換や場合により直らない場合もあります。

尚状態消耗により部品交換が必要な場合もあります。

当社的にはペットやファーが切れれば人毛も切れると思ってます。

刃溝の錆で毛が入りづらくなる場合もありますので、錆止めをつけて保管するよにお客様に使用後の保管の仕方なども説明する事も必要だと思っております。アフター説明として水洗い放置では錆の原因にる事も話した方が良いお客様も中にはいます。

Q鋏が切れすぎて怖い・・・

 

 当社が始めた時に言われた言葉です。

 当社では毛が剃れる位やナイフみたいな刃付けは極力要望が

 無い限り現在控えております。

 以前は切れすぎて怖いの意味が解らず切れれば良いという

 考えで鋏の刃付けをしてきた時期も在りましたが、毛が剃れる

 位の刃付けでは剃刀と同じで指や皮膚にに当たっただけで切れ

 てしまい理美容技術者の方やお客様の皮膚を切ってしまいかねま

 せん。ペットですとワンちゃんの肌皮膚を誤って切ってしまう

 原因となりナイフ的な刃付けは向かないと現在当社では現在判断

 しております。

 現在は触れただけでは肌が切れない程度の刃付け仕様で調整し

 メンテナンスを行ってます。

 刃を鋭くしすぎたり薄くし過ぎると刃がカケやすくなり、長切れ

 などにも影響し切れ味が落ちるのが早い原因にもなります。

 刃物仕様で切れる刃付けでは理美容・ペットでは当社では不向き

 と考えております。(包丁やナイフ用では危険かと・・)

 切れなくては使い物になりませんので、皮膚が切れない程度

 の刃付け・角度・調整・永切れを考えメンテナンスしております。

 研ぎ方法や道具なども良い物があれば新しく取り入れますし年々

 進化や変化を取り入れております。

 考え方はそれぞれだと思いますが、当社では否定や反論意見は

 致しませんが、使う側の技術者様が「丁度よい」と思う

 状態が一番合ってる物と考えておりますので、メンテナンス前

 に細かな注文を言って頂ければ好みに合わせたメンテナンスで、

 お返し出来ると思ております。

Q全てどんな鋏でも同じ研ぎになるのでしょうか?

 

 いえ違います。

 鋏形状や使い用途・刃材によっても違ってきます。

 例で例えるとブラント用・スライド用とかあると思いますが

 ブラントは毛が逃げては切りにくいですしスライドの場合 

 切れてしまうとスライドとして活用できませんので逃げるように

 刃をつけます。

Qネットで安い鋏を購入したのですが、実際使ってみたら切れなかったのですが、研ぎに出したら切れるようになるでしょうか?

 

現物を見て研いでみないとわかりません・・

研ぎを行えば全て切れるようになるわけではありません。

鋼材・作り・含め高い物が良いという考えは間違違いと思いますが、安い物=刃材が安い・人件費が安いなど考えると、海外製品が多いと言うことになります。

海外製品でも中には良い物もありますので、全てを否定する分けではありませんが、安い物も高い物も値段には多少の理由があります。

業者により考え方が違いますので、安い物や素材の悪い物に高値定価で販売してる所もあるのは事実だと思います。

国内で刃物として多く利用されている「V金10などは武生鋼材」「SUS・ATSなどは日立鋼材」として多く世に知れ渡ってます。

最近は粉末鋼・ハイスなど硬度の高い刃材も多く出てきてます。

鋏の場合多くは3mm~3.5mm位の板から刃材を切り加工し刃物が作られます。良質刃材を「合金」を作られる日本刃材会社は凄いなと感心します。鋏に使われる多くの刃材はステンレス合金という認識で良いと思われます。その中にコバルト・モリブデンなど混ぜ刃物に合う刃材を作られてます。刃材は日本制が一番ではないでしょうか・・

質問から少しずれましたが、国産の鋏では、販売店を絡みますと

「製造工場」→「メーカー」→「ディーラー」→「お客様」

「製造工場&メーカー」→「ディーラー」→「お客様」

「製造工場」→「販売者」→「お客様」

「製造工場メーカー直売」→「お客様」

「製造工場」→「メーカー」→「問屋」→「ディーラー」→お客様

と言うパターンが主となり各利益が発生します。

基本全国で販売しようとする場合問屋やディーラーの宣伝などの力も必要になります。基本製造元販売~お客様という形で一か所で行ってる所は、国内でも数社しかありませんので、途中ディーラーや問屋がからみ販売宣伝して貰うシステムや売り方が主となります。

例にあげると、「野菜生産農家」→「卸市場(JAなど)」→「販売店(スーパー)」→「お客様」という形と同じです。

その為国内製造の鋏ではお客様の所に届くまでに安値では販売できない場合も多くなります。

最近はネットの時代と言うこともあり

「国内工場」→「販売者」→「ネット販売&通販」とか、「海外製造」→「仕入れ販売会社」などでオークション及び通販販売をしている所も多いですが、多くは海外製造→ネット販売業者という形で生産者が判らない道具と言うより雑貨に近い形で販売してる物も多いと言うもの確かです。

 

Q研いでも切れない鋏とかはありましたか?

 

 あります。通常状態の物であれば直したり調整したり

 出来ますが、焼き戻しの起こった物や刃材が細くなりすぎた

 物や状態により鋏がかなり曲がって出てきた事もあります。

 裏スキの状態も酷く中には新品でも裏スキが不完全の

 鋏とかもあります。

 出来る限り要望や期待出来るように仕上げる努力は当社では

 してますが、やはり限界はあります。

 訪問移動工房では裏スキは出来ませんので、一度お預かりして

 会社工房にて裏スキ加工しなおす場合もあります。

 現在コンパクトに機械を作り「移動工房でも裏スキが

 出来る」ように作成中ですが基本裏スキに関しては状態の

 ひどい物でないと裏スキはしません。裏スキも当社では不可能の

 場合もあります。作りの悪い物に関してそり・捻りの状態も関連

 してきますので作りの粗末な物は・・当社では難しいです。

 

 鋏の裏に大切なのは裏スキ状態・ソリ状態・ひねり状態の3状態

 は大切だと思ってます。

 新品の状態で糸刃線がつかいない鋏は裏スキ及び作りが悪い鋏と

 当社は判断してます。

 鋏製造の際には焼きいれを行う刃材が殆どですがフルコバルト及び

 (ステライト)などは焼きいれを必要としない刃材もあります。

 

 鋏購入の際には全てにおいて

 「標準以上の加工技術を適用製造されてる事」が必要

 と当社は考えております。

 「良い鋏は長く使える」その辺りにも

 良品基準の製造評価と当社は考えております。

 

Q鋏の材質により鋏の角度や荒さが違うと聞きましたが本当ですか?

 

 はい本当です。

 通常は柳刃・笹刃で段が付かないように表面はR研ぎをしますが、

 刃材のやわらかい物は刃角度を高角度段刃にする場合もあり

 す。 特に刃材の柔らかい刃物は段刃にむいています。

 セニングも同様です。オールステンレス系の場合なども基本段刃

 に向いており蛤刃・柳刃・笹刃など薄刃には不向きです。薄くす

 ると力負けし長切れしません。

 オールステンの場合コバルト合金などから比べると鈍角荒め

 仕上げの場合が多いです。その分裏は逆だと思ってます。

 形状にもよりますし、あくまで当社の考えですのでそれが正しい

 かはわかりません。

 

  刃材の硬いものは薄角度でも力負けしません。その為笹刃や

 蛤刃に向いています。

   正し刃材は硬いものが全て切れる訳ではなく、

 合金配合の際に何を混ぜるかで切れ味は変わります。

 製法にもよりますが、錆びにくい事も含め使用合金の

 種類や質も大切な重要要素だと思っております。

鋏やバリカンは手研ぎですか?

 

 手研ぎでありますが、こう解釈してください。

 たぶん機械を使った固定式ですか?という意味と解釈してます。

 鋏に関しては形状角度(段刃・ハマグリ・笹刃・柳刃・セニング)

 などで角度や、やり方が違います。全て同じ道具では当社は

 刃付けは出来ないと思っております。

 裏砥石に関しても8種類常時用意してあります。

 硬質の焼入れ砥石・ダイヤモンド系4種・焼きいれ硬質

 セラミック2種焼入れの無い自然乾燥の砥石マグネシア系2種 

 WA砥石製造して頂いた砥石2種使っております。

 砥石の種類の必要性は刃材や刃材硬度により使用する物も

 変わります。

 

 鋏の表(表面も同様です)

 鋏の表面に関しては角度と言うより使う用途及び製造形状によって

 合わせます。

 ハマグリ刃はハマグリに、笹刃は笹刃に・段刃は段刃にします。

 柔らかい刃材ほど角度が強く刃先も鋭くし刃材の硬い物程角度が

 緩やかの場合多いです。角度が緩やかな程硬質の刃材が多いです。

 昔の鋏は柔らかい物が多く段刃の鋏も多くありましたが、

 現在は刃材も強度になり硬いものが多くハマグリ形状や

 柳刃の刃角度を薄くしてる物も 多くあります。

 その為数品道具だけでは研磨は出来ません。

 バリカンは出来る限り刃の消耗を防ぐようにしてます。

 状態により荒研ぎは電動機材を使用する場合もあります。

 

Q一回(一日)で何本まで研げますか?

一回と言うより1日にで何本と言う意味で質問されました。

 

一人で研ぐのと2人で研ぐのでも変わってきますし、時間も変わってきますので、一人で研ぐと仮定して回答しました。

一番多い時が一人で60本前後仕上げた事が過去にありますが、裏研ぎ・調整・磨きまで含めるとその辺が一人では限界だと思います。

粗悪状態の場合時には1本に20分位かかる場合もあります。

スライドなどは、使う技術者によって好みの切れ味が違いますので、細かなオーダー聞いてからとなります。鋏の状態にもよりますので、現在は多くても1人移動工房時の場合は30~45本までだと思っております。会社工房では時に50本位のメンテナンスを1人で行う事もあります。2人ですと2倍になりますし3人ですと3倍になります。当社では営業や訪問メンテナンス又は展示会などもも参加しておりますので、臨時定休など毎日全部こなす訳ではない時もあります。

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